アルカリ電解水クリーナー水ピカで洗濯!

アルカリ電解水クリーナー水ピカで洗濯!

以下の検証結果を踏まえ水ピカで洗濯をする場合の使用目安は以下のとおりとします。
ご使用の際は、検証内容および使用方法をご理解の上ご使用ください。

<水ピカ投入量一覧>

洗濯レベル 標準
希釈率 200倍 500倍 1000倍
洗濯機水量 30L 150ml 60ml 30ml
40L 200ml 80ml 40ml
50L 250ml 100ml 50ml
60L 300ml 120ml 60ml
70L 350ml 140ml 70ml
80L 400ml 160ml 80ml
90L 450ml 180ml 90ml
100L 500ml 200ml 100ml

<使用方法>
◆水量に合わせた投入量でご使用ください。
◆基本的にすすぎは不要です。
◆食べこぼしシミや襟袖の強い汚れがある場合は事前に水ピカ原液-5倍をスプレーしてから洗濯機に入れてください。

<注意事項>
◆ウールやシルク(絹)・カシミヤなどの動物繊維には使用しないでください。


アルカリ電解水クリーナー水ピカで洗濯!を検証
衝撃!大ヒット商品の「洗たくマグちゃん」に消費者庁措置命令!※1
ECモールで大ヒットし、ドラッグストアやホームセンターなどの実店舗でも販売されていた大ヒット商品の洗濯マグちゃん(以下、「マグちゃん」)が、令和3年4月27日に消費者庁より景品表示法違反(優良誤認)により措置命令を受けた。

「洗濯マグちゃん」※2とは?
マグちゃんを洗濯機に入れると、マグネシウムによるアルカリ効果で洗剤を使わずに洗濯と除菌ができると謳っていた商品

 [事実確認]
 ◆モニター調査やECモールのレビューでは超高評価
  「洗剤無しで良く落ちた」や「消臭効果抜群」などの声が圧倒的多数
 ◆ECモールや実店舗でも大ヒット
 ◆調査機関で洗浄力無しと評価

マグちゃんに洗浄力が無いにも関わらず、大ヒット且つ超高評価を記録したことに「洗濯洗剤」への疑問が生じた。
水ピカでの洗濯は2010年頃に1度検証した。
その時の結果は、50倍希釈で洗濯洗剤並みの汚れ落ちが確認されたがコストパフォーマンスが悪いので、アトピー性皮膚炎などの方からの問合せは多くあったが、お客様に勧めることなかった。
洗濯洗剤への疑問を紐解き「水ピカで洗濯が出来ないか」条件を変えて再度検証をすることとした。

疑問1 マグちゃんは水の力で落ちた?
モニターやレビューで「良く落ちた」との声の多くは、結果的に「単に水のチカラで落ちただけ」ということになる。
水だけでそれほど汚れが落ちるのか?と思い、他社の調査内容※3を見ると、粉洗剤で洗った場合で洗浄力は83.2%という結果で、水だけで洗った場合でも洗浄力は60%もあるという報告がされていた。

 ◆粉洗剤と水だけの洗浄力差は23.2%
 ◆検証方法は、皮脂や泥汚れ・口紅・醤油など7種類の汚れで検証

疑問2 口紅などの頑固な汚れを落とす洗剤性能は過剰?
重労働を伴わない一般的な大人で考えた場合、7種類の頑固な汚れは余り付かない。
マグちゃんの満足度から観て、60%洗浄力の「水だけ洗濯」で汗や皮脂汚れは十分落とせていたため洗濯洗剤を使用しなくても超高評価に繋がったと推測する。

 ◆泥だらけにならない
 ◆食べこぼさない
 ◆油や口紅が付かない

疑問3 消臭効果はあったのか?
モニターやレビューで「消臭効果抜群」とあるが、pH値がほぼ中性のマグちゃんに除菌消臭力はあったのか? 想定される事象は以下のとおり。

 ◆pH値が若干上がっただけで微力な除菌力があった?
 ◆長期間に亘り水だけ洗濯をした結果、カビ菌のエサとなる洗剤カスが制御された?

疑問4 生活習慣が環境破壊に繋がっている?
清潔志向が高まり「一度着たら洗う」「洗剤を入れて洗う」ことが当然の習慣になっている現代で、マグちゃんの出現により結果的に60%洗浄力の「水だけ洗濯」でこれほどの超高評価が得られていた事象を受け、 高齢化が進む現状の実質的な汚れの程度から見れば、実態に見合わない界面活性剤を多く含んだ過剰性能の洗剤を無駄に多く消費しており、ヤシの実などの資源や原料を無駄に大量消費して環境破壊に繋がっているのではないかと考察する。
また、洗濯機の性能が上がったにもかかわらず、何の疑問も感じることなく 「洗剤メーカーが推奨する洗剤量を投入して洗う」という極めて常識的な習慣もエコやSDGsの観点から見直す必要があると考察する。

以上のことより、水ピカ洗濯に対する要求事項は以下とおりとする。
 1.高pHにより皮脂汚れなどの軽い汚れに対応
 2.pH9程度のアルカリ性を維持し除菌性能保持する
 3.過剰な洗浄性能は求めない

洗濯機の洗浄力向上を踏まえ、頑固な汚れの除去を必要としない身の丈に合った「大人向け」普段使い洗濯洗剤として水ピカを使用することがSDGsのニーズにもマッチしていると考える。
また、洗濯槽汚れの主な原因は、洗剤カスに含まれる脂肪酸などの有機物をカビなどの菌が食べて増殖することなので、他の原料を併用することはせず、アルカリ電解水単体で実施する。これにより洗濯槽を汚さなくなり「洗濯槽クリーナー」は不要となる。

<参考>
※1:株式会社宮本製作所に対する景品表示法に基づく措置命令について
※2:「実質的にはただの水洗い」洗たくマグちゃんは無意味だと言える”科学的な理由”
※3:洗剤だけ & 水だけで洗濯

水ピカ洗濯利用時の希釈倍数検討[乳化試験]
<試験試料>

希釈倍数 水道水 アルカリ電解水クリーナー水ピカ
1000 500 200 100 50
pH 7.47 8.97 9.40 10.02 10.44 10.93

<試験方法>
各倍数に希釈した水ピカ200mlにゴマ油0.5mlを添加して1分間撹拌
各倍数に希釈した水ピカ200mlに汚したガーゼを浸漬させてマグネチックスターラー(攪拌子20mm)で15分間撹拌

<試験結果>
コントロール(水)に対して、写真左側の濃度の低い試料から右側の濃度の高くなるにつれて油玉が徐々に小さくなる乳化現象がみられた。
200倍希釈~50倍希釈に関しては若干の白濁もみられた。これも濃度が濃くなるにつれて白濁が大きくなった。

水ピカ洗濯利用時の希釈倍数検討[洗浄試験]
<試験試料>
綿100%のシングルガーゼにケチャップ・カレー・赤ワインの3種類を均一に塗布し20時間放置
水ピカは乳化試験に用いた同濃度のものを使用

<試験方法>
各倍数に希釈した水ピカ200mlに汚したガーゼを浸漬させてマグネチックスターラー(攪拌子20mm)で15分間撹拌

<試験結果>
◆ケチャップ汚れ
水と1000倍で薄っすらと付着しているが500倍以上の濃度が高いものは汚れの除去を確認
◆カレー汚れ
水から濃度が高くなるにつれて薄くなっている
◆ワイン汚れ
水には薄っすらと汚れが付着しているが1000倍以上の濃度が高いものは汚れの除去を確認

<希釈倍率の決定>
カレー汚れになどの頑固な汚れに関しては、水ピカ原液-5倍をシミにスプレーしてから洗濯機に入れるものとして対処する。
その他の汚れを見る限り全体的に除去出来ていることから、水ピカ洗濯利用時の濃度は乳化・洗浄試験結果を考慮して以下のとおりとする。

<水ピカ洗濯利用時濃度>

標準
希釈 1000倍 500倍 200倍

洗濯機投入時の費用対効果一覧

レベル 標準
希釈倍数 200 500 1,000
pH 10.02 9.4 8.97
コスト 投入量(L) 費用(円) 投入量(L) 費用(円) 投入量(L) 費用(円)
水量(L) 30 0.15 150 0.06 60 0.03 30
40 0.2 200 0.08 80 0.04 40
50 0.25 250 0.1 100 0.05 50
60 0.3 300 0.12 120 0.06 60
70 0.35 350 0.14 140 0.07 70
80 0.4 400 0.16 160 0.08 80
90 0.45 450 0.18 180 0.09 90
100 0.5 500 0.2 200 0.1 100

※pH値は大阪市の水道水(pH7.47)を使用した場合の実測値
※pH値は全て水温25.0℃に校正した値を明記
※水ピカ価格1,000円/リットルを算出基準とした

(例)水量50Lの洗濯機でレベルを”標準”にした場合
   ◆水ピカ投入量:0.10L(100ml)
   ◆洗濯費用:100円/回

<月間洗濯費用目安>

構成 洗濯回数 月(30日) 水量(L) 標準
1人 1回/6日 5回/月 30 250 500 1,250
2人 1回/3日 10回/月 50 500 1,000 2,500
3人 1回/2日 15回/月 60 1,200 2,400 6,000
4人 1回/1.5日 20回/月 80 1,600 3,200 8,000
5人以上 1回/1日 30回/月 100 3,000 6,000 15,000

<お願い>
色々な方に水ピカ洗濯をしていただきたいのですが、特にこれまでお問合せの多かった以下の方はお試しいただきレビューやメールをいただけると幸いです。
 ・アトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の方
 ・天然由来洗剤や自然由来洗剤を使っている方
 ・洗剤のニオイが苦手な方
 ・赤ちゃん用に使用される方
 ・お肌が敏感な方